洋画家・南幸男さん(1935?2009)は、三重県志摩市(旧甲賀村)に生まれ、安乗小学校を振り出しに旧志摩郡内の小学校教師として勤務し、最後は旧大王町立波切小学校校長として退職しました。この間、多くの人材を育成して三重県の美術教育に貢献しました。
また南さんは1955年より日展作家大屋正紀さんに油絵を学びます。東光展に出品を始め、その後、三塩清己さんに師事し指導を受けます。東光展審査員となり同展と日展に一貫して郷土志摩をモチーフにした独自の温もりのある画風で精力的に作品を発表してきました。また、教職員美術展や志摩市美術協会展など地域の美術展や美術団体の活動にも指導的役割を果たし、その功績により県民功労者表彰を受けられました。
南 幸男遺作集が完成
南さん遺作展を開催するにあたり、残された作品群よりギャラリーボナールさんが編集をされて作品集が完成しました。
迫力ある画風が作品集の書籍からも伝わってきます。
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ギャラリーボナールにて販売 志摩市阿児町鵜方3127-2
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